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1.興味のない人は見ないこと。 2.荒さないこと。 3.ハードルを下げて見ること。
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インスピがグッと来たぁ!

次回作は、
「????刑事」だぁ!

あ、?は伏字ね。


~あらすじ~
新米刑事(デカ)のワ???と、その助手モ????の、
ドタバタな事件簿集!

そして、
WとW2をやった記念に、
「わざ」、使いますっ!


まぁ、色々頑張ってるんで、
応援よろしくです!
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「だりーなぁー・・・」
ぶつくさと文句を言いながら1匹のヤツが来た。
そいつの名は・・・ツタージャだ。

ツタージャ「なんであんなヤツが・・・なぁ~?」
疲れているのか足を引きずりながら歩いている。
いかにも「自分だるい」という雰囲気を醸している。
それには訳があった。


半日前の事。
彼は朝から働いていた。
水汲み、伝言、木の実採り・・・その他。
そんな事をほぼ毎日真面目にやっている。

気がつけば夕方になっていた。
今頃先パイは小屋で一生懸命働いているのだろう。
そんな言葉は簡単に裏切られる・・・

小屋に戻ると先パイはお茶で一服していた。
さらにびっくりしたのは机の上だった。
ペン立て、電気スタンド、本立て・・・

あれ!?先パイ机の上に書類が無いですよ!?

ツタージャ「せ、先パイ!終わりました!」
先パイ「あ、そう?お疲れちゃん。」
「軽すぎるだろ」と彼は口の中で呟いた。
なるほど。確かにあの先パイは仕事場イチ軽い人だ。
人には適当に接し、自分にはご褒美でほくほく。
・・・絵に描いたような悪いお手本だ。

そんなお手本がなぜ自分の先パイなのか、よく分からない・・・

ツタージャ「もうちょっと何か良い励まし無いのかなぁ?」
あの先パイときたら・・・
その瞬間、疲れが溢れるように襲ってきた。
足が重い・・・肩が・・・

そして今。
だらだらと歩きながら帰路に着いている自分が情けない・・・。
あんな事が無かったらもっとマトモに帰れたのに・・・。

ふと、
顔を上げると、
3匹のポケモンが水鉄砲で遊んでる。


「水鉄砲」
自分にとってはもう縁もゆかりも無い。
そもそも痛くない鉄砲はあり得ない。

そんな俺が・・・
水鉄砲を最後に持ったのは・・・
・・・ああ、そうか。
ガキの頃だ。

なんとなく憧れ半分で買ったけど、
・・・しょぼかった。
「鉄砲」だから、もっとなんか殺傷能力とかあるのかと思ってたのだが、(この頃は)
冷たいだけで痛くも何ともなかった。
2時間ぐらいですぐ捨てたもんだ。


あれから水鉄砲には一切触れてない。
たまには遊んで・・・いや。
もう夕日が沈みかけている。
夜遊びはさすがに危険だ。
きちんと叱ってあの3匹にはさっさと帰ってもらおう。
ツタージャはさっさと3匹を叱ろうと広場に踏み込んだ。

「ばーん!ばーん!」
「だだだだだだだだ!」
「うわぁ!やられたぁ!」

多分「戦争」をしているのだろう。
やっぱりごっこ遊びを見ているとほっこりする・・・。

おっと、ほっこりしている場合じゃないな。
よし!

ツタージャ「あ、あのさ・・・」

その瞬間、水鉄砲の銃口から出た液体が彼の顔を直撃した。

「あ!すいません!」
「大丈夫ですか!?」
ツタージャ「あ、いいよいいよ。全然平気。それよりさ・・・」
「え!?平気!?」
「この人強えー!」
「まさかマトマの実が効かないなんて!」

ん?まとまのみ?
ああそうか!あの辛いので有名な!
・・・と言う前に彼の顔に痛みが走った。

ツタージャ「ぎゃあ!なんじゃこりゃあー!」
頬に伝う液体。それに沿って感じる痛み。
目にも入る赤い液体。まともに前が見れない。

ツタージャ「痛い痛い痛い痛いうわぁー!」
「ホントすいません!悪気はないんです!」
「ちょっとエキサイトしていただけなんです!」

それから数日が経った。
今でも痛みは残っている。

でも、

俺はあの日から水鉄砲をちょっと見直した。
「あれから何ヶ月経っただろ…。」
ポカブはそう呟いていた。

8月。
アイツが死んでから半年、
未だにポカブはその事を引きずっている。

しかし、今では友達が大幅に増え、
何一つ不自由の無い毎日だった。
そう、あの日まではね…。

月の光が窓から差してくる。
あまりにも眩しかくて、眠れなかった。
うだるような暑さで起きたポカブは、気分転換にと外に出掛けてみた。

蒸し暑い熱気がこめてくるが、
時々吹く風が想像以上に気持ち良かった。

ふと、
何かが横切った気がする。
驚き半分のポカブはその「何か」を目で追うと、
何と死んだはずの「アイツ」だった。ありえない。
しかし、普通より小柄な体格。
いつか転んだ時の傷。そして、
火事の時できた火傷…。

紛れも無く「アイツ」だった。

ポカ「おい!」
アイツ「……?」
ポカ「何で生きてるんだ!」
アイツ「………。」

アイツは行ってしまった。
何よりもシカトがいちばんむかついている。

そしてまたある日。
今日も月が綺麗だ。
「今夜はしっかり寝よう。明日は友達と旅に出るんだ。」
そう言って寝ようとした瞬間だった。

…ネエ……

自分しかいない部屋に聞き慣れた声がする。
空耳だよな…。

…ネエ…ガケニ…オイデヨ…

怖くて仕方が無かった。
いや、誰かの寝言だろう…。

…ダイジ…ナ……ナシ…ルンダ…

途中聞き取れなかったが、大事な話があるんだろう。
ポカブは急いで崖に行った。

まさかアイツが?そんなわけ…
予想は的中した。

そこには、
死んだはずのアイツがいた。なぜか無傷である。

ポカ「何で生きてるんだ!」
…イキテイナイヨ……
ポカ「……は?」
…ボクハココニハイナイ……
ポカ「じゃあ、何でここに!?」
…キミヲムカエニキタ……

ポカ「……!」
ゾッとした。生きてる心地がしなくなった。

…ズットイッショダッタケド……
…ハナレバナレニナッチャッタネ…
…コレ…カラ…ハ……
…ズット…イッショ……

途端にアイツは黙り始めた。
そして、何かをブツブツと言い始めた。
何だろう…。

……コレデ……ナカマダ!

瞬間、アイツはポカブに向かって猛突進してきた。
しかしポカブよりは断然遅かった。
ポカ「こんな速さ、チョロいぜ!」
しかし、彼の体は動かなかった。

ポカ「え?何で!?何で!?」
慌てているこの瞬間もアイツは近づいてくる。
そして、

ドン!

あの日と同じ音がした。
しかしアイツの威力は凄まじく、
ポカブは2m位飛ばされた。
そして、ポカブの記憶はここで無くなってしまった。
体だけになったポカブは、ただ、叫ぶしか無かった。
ポカ「う…うわぁー!!」
彼はまるで吸い込まれていくように、
深い谷の底へと落ちていった…。
そしてアイツは、
……ニィッ。
と口の端で笑っていた。

…コレカラモ…イッショ……


以来、2匹のポケモンはずっと仲良しだ。
きっとまたどこかで遊んでいるだろう…。
月が冷たく輝く空の下。
耳を澄ますとなにやら声が聞こえてくる。

ビク「いい加減本当の事言えよ!」
ポカ「分かった。僕はやってない。」
ビク「嘘だ!」
ポカ「ほんとだ。嘘なんてついてない。」


ビクティニとポカブ。
本来、2匹は親友という関係だった。
しかし、昨日の夜、
ポカブが親友の家に行った時だ。
「助けて!僕の家が燃えている!」
ビクティニの声だった。
目の前に見える赤色の火。
燃え盛る自分の家から出来る限りの声を出していた。
後々調べたらどうやら何者かが灯油をまいたらしい。
しかしその犯人は未だ解らずじまいだ。
しかし、ポカブの姿は無かった。

その頃ポカブは、
「ちょっくら木の実採ってくる。」
と言って出掛けて行っていた。
ビクティニは、木の実を採りに行くと見せかけて
自分の家を燃やしたとポカブを疑っていた。
しかしポカブは嘘はついてなかった。
彼は用件通り木の実をたくさん持って帰ってきた。
本当を言うと、彼は家を燃やした犯人ではない。
彼の持っているオボンの実は家から程遠い所にある。
もちろんどこかにストックがあるわけでもない。
彼は本当に採りに行っていたのだ。
しかしその事を知らないビクティニはただただ怒りの矛先をポカブに向けていた。

そして今、
まだ真実を知らないビクティニと犯人ではないポカブが言い争っている真っ最中なのだ。

ビク「いい加減言え!」
ポカ「やってないって言ってるだろ!」
2匹の怒りはほぼピークだった。

しかし、彼らが言い争っている場所は
紛れも無い崖の上だった。そして、
彼らに待ち受けていたのは
「最悪のシナリオ」だった。

ビク「さっさと言え!お前が燃やしたんだろ!」
ポカ「…いや。」
ビクティニの威圧感に少々ポカブは押さえ気味でいた。
が、イライラが頂点に達してきたビクティニがついに動きだした。

バチン!

乾いた音とともにポカブの頬が赤く染まる。
心なしかビクティニはその小さな手でポカブにビンタしていた。

ビク「いい加減にしろ!やったならやったって言えば済むことを
  何で言わないんだ!」

途端にポカブはゆらぁと立ち上がり、そして…

ポカ「分かって無いのはそっちの方だ!」

ポカブはその親友「もどき」に向かって突進していた。

やばい、こいつ理性無くなった!

逃げようとしたが遅かった。
ビクティニの後ろは真っ暗な谷。
前は突進してくる親友。
そして、

ドン!

鈍い衝突音と同時に、
ビクティニは体を投げ出され、
深い谷に落ちていった…。

ポカ「……あぁぁぁーー!」
その後、ポカブは泣き崩れた。
親友「もどき」、いや、大切な親友を死なせてしまったことに…。
こんにちは!おなじみです。

前同じものを作ったんですが、
苦情が来たんでたたみました。
本当にすいません。
(今でも跡が残っているはず)

当サイト(ブログ?)は
残念ながら小説しか扱ってません。
絵を見たい人は本当にすいません。

後、時々「小説コンテスト」を開催したいと思ってます。
テーマはその都度お知らせします。
審査員は分かりませんが…。

とりあえず頑張るので
応援よろしくお願いします!
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絵を見たい人はすいません。
とりあえず全力は尽くします。
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